はいどうもぉ、ナンバーロックです。
突然ですが、
日本人って世界でも類を見ないほどのギャンブル大好き民族って知ってました?
駅前とか街中にパチンコ屋という賭博場がある国は日本だけです。
パチンコだけじゃないですよね。競馬にボートに競輪。麻雀にゴルフ。
なんでもギャンブルにしちゃう優良民族でございます。
もう諦めましょう。認めましょう。withギャンブルですよ。えぇ。
日本人がギャンブル大好きなのはもはや疑いようがありません。
事実から目を背けるのはやめて受け入れましょう!
世界からはお利口で礼儀正しいともっぱら噂のジャパニーズ!!
中身はただのギャンブル好きっていうね。
どうです?このギャップ感。最高じゃないですか。ねえ?
そんなわけで我らが世界に誇る日本のギャンブル好きについての雑学いってみよー!
日本のギャンブルの歴史
こんなギャンブル好きな国にどうしてなってしまったんだい?と。
根は優しくてお利口さんじゃないですか、と。世界が悲しむぞ、と。
その答えを探るべく、日本のギャンブルの歴史から見ていきましょう。
先にいっておきますね。
どんだけぇ~
はいっ
それではどうぞ!
日本の賭博の起源
- 西暦685年に天武天皇が賭博を見学したと日本書記に記されている。
- 当時は賭博ではなく「博戯」と言われていた。
- 盤双六(ばんすごろく)というものが流行っていた。
- サイコロを振って先にゴールしたほうが勝ち。
- 賭けたものは牛や馬。
- 689年に天皇が心配して双六禁止令を発動。
日本書記にギャンブルが記載されているだと!?
なかなかな一発目です。いいパンチです。効いてます。
もうこんな昔からサイコロってあったんですね。
そこも地味に驚きです。
んで、先にゴールしたほうが勝ちと。。
人間ってのは意外と成長しないものなんでしょうか。
だってこれ桃鉄ですよね。
って思いきや、なかなかどうして深いゲーム性だったようです。
盤双六のルールを知りたいマニアックな方はこちらからどうぞ。
http://bansugoroku.seesaa.net/article/255656971.html
戦国時代
- 合戦の合間に息抜きで賭博。
- 盤双六は持っていくのがめんどくさいからサイコロのみへ。
- サイコロの重さを偏らせたイカサマサイコロを開発済み。
- 武士の間でカルタも流行。
- 庶民では束ねた縄の中から当たりの縄を引き当てる賭博が流行。
さすが戦国時代。
合戦中の息抜きでギャンブルです。
慣れたもんです。
合戦にスゴロクのボードを持っていくのがめんどくさいからサイコロのみって。
さすがです。慣れたもんです。
あえて言わしてもらいます。
「マジメに戦国時代しろ」
僕の戦国時代を返してください。
でもなんかリアルな話しではありますよね。
戦国時代の武士って言っても
「だって人間だもの」 ~みつを~
ってことですよね。
江戸時代
- 急成長を遂げていたカルタが1648年に幕府から禁止令発動。
- カルタの代用として花札が登場。そして流行。
- 当然のように花札も禁止される。
- 鶏を闘わせて賭ける「闘鶏」が流行。
- 様々なギャンブルが生まれては幕府に禁止されるという、まさに「いたちごっこ状態」
ちょっと待って。
カルタって賭博で使われてたの!?
そこすんごい勢いで初耳なんですが!?もしもし?聞こえますか?
いやーこれは地味に驚きです。
だってカルタですよ?クリーンなイメージすぎません?
そんなカルタが江戸時代にまさかの禁止令ですよ。
よっぽどですからねこれ。相当ひどい状況だったのでしょう。
そんでカルタの変わりにあの花札ができたということです。
最近はあまり見ませんよね。昔はおばあちゃん家に行けばよくやっていたものです。
いやしっかしカルタより花札のほうが賭博のイメージ強かったです。
まさかのカルタがギャンブルの先輩でした。
鶏を闘わせてまでギャンブルですよ。
もうなんでもいいんじゃないの!?賭けたいだけでしょ!?っていうね。
明治時代から戦前
- 江戸幕府が終わり混乱していた中、賭博が大流行。
- 賭博への法律が厳しくなり、現行犯じゃなくても捕まるようになった。
- 文明開化によりトランプが輸入し大流行。
- これを受けて花札もいいんじゃね?となり花札が返り咲き復活。
- 当然、また賭博に使われる。
- 1902年に賭博で使用されそうな道具すべてに骨牌税法(こっぱいぜいほう)を製造業者に適用。
- 花札の製造業者の経営が苦しくなり花札は徐々に衰退。
江戸幕府が終わって混乱してるなか賭博が大流行って(笑)
働けよ。なかなかのクズっぷりです。素敵です。
なんと健全なトランプが流行ってくれたおかげで、花札がまさかの復活。
そして当然のように禁止令。
なんとわかりやすいのでしょう。様式美を感じます。素敵です。
製造業者に税金で圧をかけたようです。
国も賭博の対策に苦戦していたのが伺えるような話しです。
戦後から現在
- 第二次世界大戦後、すぐに公営ギャンブルを開始。
- 賭博の胴元を遂に国が本格的にやりだす始末。
- 国民から「なんでやねん」と批判ツッコミをくらう。
- しかし公営ギャンブルは戦後復興の役目も担っていた。
- お遊戯という名目での立派な賭博場であるパチンコ屋が躍進。
なんと終戦後すぐに公営ギャンブルが開始されたとのこと。
どんだけですかと。
宝くじから始まり、競輪、競艇、競馬、と国民を煽りまくって徴収したようです。
お国としては戦後復興の資金源にもなっていたようです。
実に狡猾である。お上こわい。
さんざん規制かけてきたのにね。
いざとなったら射幸心煽りまくってお国の資金源にですよ。
そして戦後にはパチンコブームが到来し、瞬く間にパチンコ屋は増えていきました。
ちなみにパチンコ屋の発祥は1930年。
名古屋で日本初のパチンコ屋が生まれました。
そのため現在でも名古屋はパチンコ発祥の地として知られています。
日本のギャンブルの種類
古い歴史を持つ由緒正しきギャンブル大国ニッポン。
現在はどんな種類のギャンブルを楽しんでいるのでしょうか。
目を背けてはなりません!開き直って誇っちゃいましょう!
公営ギャンブル
- 競馬
- 競艇
- 競輪
- 宝くじ
競!競!競!っていうね。
どんだけレースが好きなんですかと。
もっと色んな種類があってもいいと思いませんか?
例えば・・・
あれ・・・出てこない・・
ハッ!?
そういうことなのか!?
やっぱりグルグル周るのが最強ってこと!?
くっそぉ・・完敗です。
あれか?やっぱり
ギャンブル!シンプルイズザベスト!
イエスカモン!
ってやつでしょうか。はい。
国民的ギャンブル
- パチンコ・スロット
- オンラインカジノ
- 麻雀
- 囲碁・将棋
- ゴルフ
もうあれよね。
対戦できるものはなんでもギャンブル状態。
もうこれは人間の性なのかもしれません。
日本みたいに駅前に賭博場があるなんて世界から見たら異常でしょうね。
しかもパチンコなんて対人ですらないっていうね。
いい大人が機械相手に、しかもただの抽選ゲームで顔真っ赤っていう。
平和すぎるだろ日本よ。
日本のギャンブル依存者の人口
さあさあ、もうどうにでもなれですよこれ。
ならば今の日本のギャンブル依存者人口はいかほどですか!?と。
いったいどれだけの日本人がギャンブル最高!状態なのですか!?と。
それでは発表します!
日本人のギャンブル依存人口は・・・
「約500万人」
うっほー、いるねぇ。。
なかなかの数字でございます。
東京ドーム100杯分ぐらいでしょうか。
この数なんと!
成人男女の約10%にあたる数なんです!
やばいでしょ日本(笑)
このパーセントを世界と比べてみますね。
いいですか?いきますよ。
アメリカ 1、5%
フランス 1、2%
カナダ 0、9%
スイス 0、5%
日本 10、0%
他を寄せ付けない圧倒的天下無双です。
何馬身差ですか、と。
うん、やはりもうこれは世界に誇るべきでしょう。
だってこの差をもう一度見てくださいよ。
こんなぶっちぎりってあります?
日本では大人の男女の10人に1人が
「ギャンブル最高!ギャンブルなしじゃ生きられない!キリッ!」
という依存者なのです。
どんだけぇ~
日本のギャンブル市場規模
うん、もういいでしょう。
これはあれですよ。国としてある程度認めている部分が大きいからこその数字でしょう。
きっとそうでしょう。そう思いましょう。
で、あるならですよ?
それは国にとってもメリットがあるからな訳ですよね。
日本においてギャンブル市場がどれだけの規模で経済に影響を与えているのか?っていうところですよね。
そのあたりを見ていきましょう。
競馬
まずは競馬。テレビCMの影響なのか最近はクリーンなイメージが強くなってきましたよね。
そんな競馬の1年間の売り上げは、
「3兆3000億円」
うん、ケタがすごくてよくわかりません。
わかりやすく言うと、プロ野球の1億円プレイヤー3万3千人分ってことですね。
納得しました。
はい次っ!!
競艇
続いて競艇。ボートレースですね。こちらも近年やたらとテレビCMでスタイリッシュなイメージ付けをしている気がしますよね。
うん、残念、ゴリゴリのギャンブルです。
だってボートがぐるぐる走ってるだけよ?金かかってなかったら何が楽しいのさ!?
って競艇好きな人には怒られそうなことを敢えて言ってみます。
でもギャンブルってシンプルなほうが面白いっていうところありますよね。
そういうことなんでしょう。
って話し脱線しちゃいましたね。そう、市場規模です。
競艇の1年間の売り上げは、
「1兆2000億円」
競馬と比べるとやはり少しマイナーな部類となるのでしょうか。
それでも売り上げが1兆越えですからね。
そんな会社なかなかお目にかかれませんよ。って話しです。
はい次っ!!
競輪
馬、ボート、ときたら次はこれですよね。
そう、競輪です。自転車です。
いや・・まじさぁ・・
言っていい?もう我慢できないっす・・
ぜんぶぐるぐる回って1番だ~れだ?
じゃないですかぁあぁああ!!
シンプルがいいって言ってもさー!!
もうちょっとなんかないのかなぁあ!?
ふぅ、、すみません。。
スッキリしたので先へ進めますね。
はい、そんなわけで競輪の1年間の売り上げは、
「7000億円」
いやぁ、やっと1兆円を下回ってくれましたね。
少しホッとしました。
でも自転車こいでぐるぐる回って7000億円って、冷静に考えたら凄い数字ですけどね。
はい次っ!!
宝くじ
続きましては、個人的にザ・公営ギャンブルって感じが一番するものです。
そうそれは、「宝くじ」。
これ一番悪どいっていうか、悪いやつな気がしません?
僕だけでしょうか。。
だって、
「3億円当たりますよ!当たれば億万長者!」
ってCMガンガン流して国民みんなを煽ってるんですよ?
胴元である国の儲けは3億どころの話しじゃないですからね?
いやぁ、、悪いよぉ、、こいつぁヤ○ザな商売でっせぇ。。
やればやるほど胴元が儲かる仕組みですよ。
こんなんずるいわぁ、って話しですよね。
まぁでも実際、夢は与えてるからいいのかなぁ。。
ま、いいや。
それではそんなヤ○ザな商売、「宝くじ」の年間売り上げは、
「9000億円」
・・・・・・
ほらぁ、ぜんぜんじゃんよぉ。。
3億どころじゃないって言ったばっかりじゃんよぉ。。
大人こわい。
はい次っ!!
パチンコ屋
はい、遂にきましたよ。
みなさんお待ちかねのアレですよアレ。
若い子は行ったことないっていう人いるかもしれません。
でもどうでしょうねぇ、35歳以上の男子はほぼほぼ行ったことあるでしょう。
そう、「パチンコ屋」です。
最近は店舗数も減ってきたとはいえ、まだまだ規模はデカイはずです。
昔が異常だっただけで、今でも十分大規模な市場なことは想像できます。
若い子は信じられないかもしれませんが、2005年ぐらいまでは「パチプロ」ってのが普通にたくさんいました。
つまり、パチンコ屋で稼いで生活できちゃうことが可能だった時代があったのです。
テレビのドキュメンタリー番組とかでも普通に取り上げられたりと、わりとメジャーな存在でしたからね。パチプロ自体が。
ではなぜパチプロがたくさんいたのが2005年頃までだったのか?
それは最初のほうで触れたギャンブルの歴史からもわかりますよね。
それは、ずばり「規制」です。
パチンコに詳しくない人にはあまりわからない話しかもしれませんが、パチンコやスロットでも規制がちょくちょく行われてきたという歴史があります。
どのような規制かというと、
簡単に言うと、「たくさん出ちゃう台は禁止」という内容となります。
たくさん出ちゃう=たくさん儲かる
っていうわけです。
なのでそこに規制をかけてたくさん出ない台だけにして、パチプロやパチンコ依存者を減らしていきましょうっていうことなんですね。
そんな感じで規制がどんどんかけられて、パチプロ自体が減少していて、お客さんも減ってきて店も減ってきている、というのが最近の状況となります。
そう、だからパチンコ業界はもう斜陽だと近年は言われています。
現代ではネットやスマホもあり、若い子はパチンコ屋にも行かなくなっています。
昔と違って刺激のある娯楽は他にいくらでもあるからでしょう。
さぁ、そんな斜陽産業 真っ只中と言われているパチンコ業界。
どれほど落ちぶれているのでしょうか。
テレビでもパチンコ関係のCMは規制されていますしね。
もう虫の息でしょう・・・
それでは時代の移り変わりに悲しみを感じ、楽しかったパチンコ全盛期の時代に想いを馳せながら、涙でぼやけた視界と共に発表をしましょう・・・
パチンコ業界の1年間の売り上げは、
「20兆円」
・・・・・・・・・・
ちょっと待ったぁーー!!!
えーっと、
競馬が3兆、競艇が1兆、宝くじが9000億、
だからぁ、えーっと、、
はぁああぁあ!!!??
20兆って!!
ごぼう抜きもいいとこですよ!
斜陽産業とは!?え!?
誰だよこんなこと言ってたやつ!ふざけすぎ!
ぜんっぜんじゃんよ!
ぜんぜん優勝じゃんよ!!
いやー、すごい、すごすぎるってばよ。
今でこれでしょ。昔はもっとって話しですからね。
どれだけパチンコ屋が日本に根深く文化として息づいているのかがわかりますよね。
これは国も強くいけないわけですよ。
税収もすごいですからね。雇用の面でもすごいでしょうし。
これってパチンコ屋だけの話しじゃないですからね。
パチンコ台を作っているメーカーや台以外の設備機器の会社とか。
パチンコを取り巻くあらゆる産業も関わってきていますからね。
だからそれをいきなり、お国が、
「はい全部禁止!換金してますやん!ギャンブルですやん!」
とは、言えないのでしょう。
強く言えない理由があるわけなんです。。
大人の事情ってやつですね。
限りなく黒に近いグレーな存在。それがパチンコ屋というわけです。
日本人がギャンブル好きな理由
- 日本人は競ったり戦うことを見るのが元々好き。
- 対話の必要のないパチンコが国民性に合いすぎた。
- そんなパチンコ屋という賭博場にいつでも誰でも入れる。
- ある意味、平和な国だからという一面も。
- 海外だったらパチンコ屋は負けた客に速攻で燃やされるでしょう。
なるほど、たしかに日本人は意外と戦闘民族な一面も強いですからね。
戦国時代なんてものがあったぐらいですし。
相撲や柔道、剣道なんかも戦いをスポーツとして観戦するものですしね。
競うことが好きな民族なのでしょう。
あとはやっぱりパチンコが国民性に合い過ぎたっていうのが、とても納得しちゃいましたね。
日本人の気質に合いまくったのは容易に想像がつくところです。
誰とも喋る必要もなく、黙々とギャンブルできちゃうわけですよパチンコは。
これは完全に日本人向きな気がしますよね。
そしてそんな賭博場が駅前や繁華街にいくらでもあるわけですよ?
そりゃみんな行っちゃうよねって話しですよね。
だから結局はやっぱり国の責任は少なからずあるでしょう。
ギャンブルは法律である程度は規制するべきかと思います。
なぜなら・・・
ギャンブルは面白いからです!
ここは盛大に認めましょう。
じゃなきゃこんなに文化に根付かないです。
なので、お国がうまく調整してあげるべきかと個人的には思ったりもします。
適度にギャンブルを楽しめる環境をってことです。
それが難しいことはよくわかりますけどね。
ただ、これだけは断言できます。
日本からギャンブルが無くなる日は一生こないでしょう。
歴史が物語っていますからね。
平安時代からですよ?
ってこれも文献の最古のものって話しですからね。
縄文時代とかでも余裕でギャンブルしてたでしょう。
どんな形であれ です。
ギャンブル好きの日本に対する海外の反応
やはり海外から見ても日本のギャンブル事情は少し特殊に見えているようです。
まとめ
はい、そんなわけで今回は日本のギャンブル・賭博についてのお話しでした。
日本のギャンブルの歴史は古く、ギャンブル好きな国民性もあり、あの手この手で形を変えつつもギャンブル自体がなくなることはなく今に至るということがわかりましたね。
どんだけギャンブル好きなんだよっていう感想です(笑)
実際自分もパチンコ屋に行っていた時期もあり、ギャンブルの楽しさはよ~く知っています。
だからこそ、適度に楽しめる娯楽として、できればクリーンなイメージで、文化として上手に付き合っていくべきではないかと思ったりもします。
ギャンブル=悪
っていうのはちょっと違うよねっていう想いもあります。
エキサイティングな気持ちになれることは間違いないですし、コミュニティというか、うーんなんだろ、やっぱり娯楽としてちゃんと整備していく必要のあるジャンルだと思います。
これから日本もカジノを取り入れていく方向ですし、ギャンブルとしっかり向き合ういい機会になるのでは?と個人的には期待もしています。
もっとギャンブルと楽しく健全に?付き合っていける世の中になっていけばいいよなぁ、、
っていう割と無茶な願望を込めたところで今回はここまでっ
それではまたお会いしましょう。
ナンバーロックでした。