はいどーもぉ、ナンバーロックです。
今回は「江戸時代の食文化」についてのお話しとなります。
令和という新時代へ突入した今だからこそ、あえて江戸時代に想いをはせるのもまた一興ではないでしょうか?
過去を知り未来を知る。ってな感じで
「江戸時代の食文化」の雑学いってみよー!
テーブルが無かった?
- 1人用のお膳に食事をのせて食べていた。
- 時代劇で見るようなイスとテーブルは本当は皆無である。
- ちゃぶ台で食べるようになったのは明治時代以降である。
もうがっつり床で食べる習慣だったようです。
床に自分の分のご飯をのせたお膳を置いて食べるってわけですね。
時代劇の居酒屋で見るような、イスに座ってテーブルで食事ってのはテレビ用の演出で、実際はそんな店は皆無だったようです。
なんでテーブルで食べる習慣がなかったんだろね?絶対ラクなのにね。
でもあれか、習慣とか文化ってそんなものだったりしますよね。
1日2食→3食に変わった時代
- 元々は朝夕の1日2食が一般的だった。
- 灯りの普及により起きている時間が伸びて朝昼夕の3食へ。
ようはアレみたいです。夜の灯りが普及して、
「起きてる時間が増えたから2食じゃ足りない!」
って感じになったようです。
とてもシンプルな理由でわかりやすいですね。
ちなみに灯りが普及した理由は、高価だった灯り用の油が安くなったっていうことみたいです。
こちらもとてもシンプルな理由ですね。
1日に米を五合も食べてた!
- 米を炊くのは朝に1回だけ。
- 朝炊いた5合を朝昼夜で3回に分けて食べていた。
もう朝にまとめて1日分の米を炊きまくっていたようです。
そしてその米を1日で食べきるという習慣だったようです。
江戸時代にはもちろん冷蔵庫もないですからね。
宵越しの米は持たねえ!ってな感じで食べきっていたのでしょう。
それにしても1人で1日で五合もの米を食べていたってすごくないですか?
これ相当な量ですよね。
米好きな自分でもちょっとこれは罰ゲームですね。
まさに米が主食!ってな時代だったのでしょう。
マジでヤバいですよね。
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白米の食べ過ぎで病気が流行?
江戸庶民は白米ばかりを食べていたためビタミンB1不足に。
ビタミンB1不足により「脚気」という病気が江戸で大流行。
なんと江戸では玄米ではなく贅沢な白米ばかりを食べていたせいで栄養失調が蔓延していたようです。
この「脚気」という病気になると手足のシビレなどが起こり、最悪は死に至ったようです。
当時、これは江戸だけの奇病であったため、「江戸わずらい」と呼ばれていたようです。
庶民の食事内容は?
- 朝:炊き立てのご飯と味噌汁。
- 昼:冷や飯と野菜や魚のおかず。
- 夕:残った冷や飯でお茶漬けと漬物。
ご飯は朝にしか炊かないため、温かいご飯は朝だけだったようです。
昼は冷や飯と屋台などでおかずを買って食べていたとか。
夜はサラッと食べて軽く済ませていたようです。
なので昼食が一番のメイン食事だった習慣のようです。
まぁそうなりますよね。灯りが普及したとはいえ夜は真っ暗だったでしょうからね。
現代と違うのは当たり前の話しではありますよね。
おかずはどんなもの?
- きんぴら、切り干し大根の煮物、油揚げ、ひじきの煮物、おひたし、など。
- 魚のおかずは贅沢品で月に数回ほどしか食べられなかった。
いやーなんというか、やっぱり現代と比べちゃうと質素なおかずですよね。
現代と比べるとおかずとは言えないおかずですよね。完全におかず界のサブのポジションの面子です。
肉料理の偉大さを感じますよね。
農民の食事内容は?
- 朝:少量の米と小麦粉を混ぜた焼いたお餅。
- 昼:雑炊
- 夕:粉団子汁
- 米はほとんど食べていなかった(年貢で納めていたため)。少量のお米に雑穀を混ぜた「かて飯」をよく食べていた。
庶民の食事があんなにも質素だよって話ししたばかりなのに、農民の食事はそれを余裕で上回る質素ぶりだったようです。
なんと頑張って米を作っていた農民は米をほとんど食べれていなかったというのだ。
ほぼ雑穀で作った「かて飯」が主食だったようです。
もうなんでもいいから腹を膨らませようっていう感じですよね。
こりゃ農民は銭湯も行けなかっただろうなぁ。。
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外食はどんな感じだったの?
【冷蔵庫がない江戸時代では屋台が盛んであった】
- 担い屋台(天秤棒を担いでの行商)
- 屋台見世(仮設店舗での行商)
【屋台の4大メニュー】
- 蕎麦
- 寿司
- 天ぷら
- うなぎの蒲焼き
庶民の間では外食はとても盛んだったようです。
中でも屋台が主流で、お昼は屋台で安いおかずを買って食事をしていたとのこと。
やはり昼食がメインだったことが伺えるお話しですね。
よく飲まれていたお酒は?
- 江戸時代のお酒は少し黄色い色をしていた。
- 味はこってりとした甘口。
- みりんも江戸時代には甘口の酒として飲まれていた。
- 「下り酒」という関西で造られたお酒も人気があった。
なんと「みりん」を好んで飲んでいたとのこと。
今度飲んでみようかなってなっちゃいますよねこれ。
また江戸時代のお酒はアルコール度数は現代の日本酒の半分ぐらいで8%ぐらいだったようです。
江戸っ子は仕事前も仕事中も寝る前もお酒を飲んでいたとのこと。
これは「火事と喧嘩は江戸の花」ってなっちゃいますよね。
そこら中に酔っ払いがいたわけですからね。
そりゃケンカも多くなるわって話しですよね。
まとめ
はい、そんなわけで今回は「江戸時代の食文化」についてのお話しでした。
やはり現代に比べると質素な食生活ではあったようですね。
それでも屋台があったり、お酒もあったりで、食生活を楽しんでいた風景は想像できましたね。
個人的には「どんだけ米ばっかり食べてたの!」っていうのが一番印象に残りました。
みなさんはどうでしたか?
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それではまたお会いしましょう。
ナンバーロックでした。