はいどーもぉ、ナンバーロックです。
突然ですが、夏といえばなにを思いますか?
私は子供時代の花火大会を思うことが多いです。
子供時代これほどテンション上がるものはありませんでした。
そんなわけで今回は「花火」の雑学でいきたいと思います。
それではいってみよー!
花火の発祥や歴史は?
- 8世紀後半頃の中国で発明された黒色火薬が花火のはじまりとされている。
- 見て楽しむ現在のような花火は14世紀ごろのイタリアで発展した。
- 日本には17世紀頃に鉄砲とともに伝わった。
見て楽しむ観賞用の花火。まさかのイタリアで発展とのことです。
これは意外です。
イタリアと花火って・・・イメージないですよね?
てっきり日本で発展したと思っていました。。
ちなみに日本では1613年に、あの「徳川家康」が日本で初めて花火を鑑賞したようです。
おったまげたろうね~最初見たときは。
どんなリアクションをとったんだろう?
想像するだけで楽しいですね。
その後、徳川家康は鉄砲隊に命令して、観賞用の花火を作らせたようです。
これを機に日本で観賞用の花火が普及していったとのことです。
花火の種類は?
続いて花火の代表的な種類をご紹介します。
割物(わりもの)
菊
光が尾を引く「菊」。最も一般的なものです。
牡丹
光が尾を引かない「牡丹」。パッと玉で光りパッと消えるやつです。
型物
ハートとかの形で光る「型物」。ピカチュウとかもあります。
小割物(こわりもの)
小さな花火が同時に開く「小割物」。個人的に好きなやつです。
ポカ物(ぽかもの)
花火玉がポッカリとくす玉のように割れるからポカ物といいます。
代表的な2種類がこちらです。
柳
光がしだれ柳のごとく光る「柳」。
ラストでバーンと大きく打ち上げられること多いです。
蜂
光が四方八方に飛ぶ「蜂」。ねずみ花火みたいな動きです。
ナイアガラ
火薬を詰めたランスという細長いパイプを、等間隔で大量にワイヤーで吊るして一斉に点火するナイアガラ。
枠しかけ
文字や絵を花火で描く枠しかけ。金鳥のCMでおなじみのやつです。
スターマイン
たくさんの花火を同時または連続して打ち上げるスターマイン。
花火大会のフィナーレで行われることが多いです。
花火ってどうやって作るの?
製造工程は4ステップ
配合
- 花火作りは火薬の調合から。
- 薬品を計量し混ぜ合わせ粉末の火薬を作る。
- 花火の色は配合する薬品や種類の割合によって決まる。
星掛け
- 配合工程で作られた火薬に水を加える。
- 水分を与えながら火薬をまぶしていく。
- そして天日で乾燥。
- この作業を何度も繰り返し「星」が完成。
仕込み
- 完成させた「星」を玉の半分ずつ、隙間なく均一に並べる。
- 紙に包んだ割火薬を中心部に入れる。
- 半分ずつ作成した2つを合体させて1つの花火玉にする。
玉貼り
- 仕込みで完成させた花火玉の表面にクラフト紙を貼る。
- そして乾燥させる。この作業を何度も繰り返す。
- 紙を貼る回数は玉の大きさによって違い、平均20回ほど。
花火の値段は?
花火の値段は大きさで相場が決められています。
4号玉 6,000円
5号玉 10,000円
6号玉 16,000円
7号玉 24,000円
8号玉 38,000円
10号玉 6万円(一尺玉)
20号玉 60万円(二尺玉)
30号玉 150万円(三尺玉)
40号玉 260万円(四尺玉)
驚きのピンキリ具合です。
四尺玉は脅威の金額です。花火一発で車が買えちゃいますね。
花火師のお給料は?
地味に気になる花火師さんのお給料事情。
いったいいくらぐらいなのでしょうか?
調べた結果、
平均年収は288万円~340万円。
ちょっと安すぎない?ってのが第一印象です。
だってあんなに危険な環境でお仕事してるのに。。
事故とかもたまにテレビで見るしねぇ。。
ちなみに花火師になるのに資格などはいらないとのこと。
っていってもちょっと安い気がしますよね。
花火に関する商品をご紹介

まとめ
はい、そんなわけで今回は「花火」についての雑学でした。
ひとつひとつの花火に、たくさんの時間と人の手が費やされているのですね。
感慨深いものがあります。
今年の夏(2020年)はコロナの影響で花火大会がなかったので少し寂しい気持ちです。
来年は花火大会に行ける世界になっているといいですね。
それではまたお会いしましょう。
ナンバーロックでした。