はい、どーもぉ、ナンバーロックです。
前回は「一夫多妻制」というスケールのデカい、男の壮大な夢をお話ししたのですが、

今回はめちゃくちゃ身近な存在のお話しをして、奥様方の好感度を取り戻そうという作戦です。
んで、なに書こうかな、と。
降りてきました。完全に。えぇ。
はい、そう、
みんなのアイドル、「鰹節」である。
ズコーっ!!
よいしょっと。。
はい、ここにきてなんと「鰹節」である。
素晴らしいです。この誰得感。イイヨー
でもね、
鰹節ってなかなか特殊な食材だと思いませんか?
だってなにあれ?
めっちゃ固いし、刃で削るレベルだよ?
どうしたどうした、って話しですよ。
もうこんな考えがフルスイングしだしちゃったもんだから、
わたくし居ても立っても居られない状態になりました。はい。
そんなわけで今回は、我らがアイドル、
旨味100%の究極調味料、こと、
「鰹節」のおもしろ雑学に決定でございます!
それではいってみよー!ウェーイ
鰹節とは?
おし、まずは、まずはだよ、
そもそも鰹節って何者よ?ってところから攻めましょう。
こいつの正体はこれだ!!
- 日本古来の伝統的な保存食。
- 鰹の身をボイルし水分を26%以下にしたもの。
ふむ、なるほどなるほど。
やはり、保存食なわけね昔から。
そりゃそうだわな、お魚さんをわざわざあんなにカッチカッチにしてるわけだからな。
どんだけ保存する気だよっていうね。執念すら感じさせます。ふむ。
んでもって、カツオをボイル(加熱)して水分フッ飛ばしてるわけだ。なるほどね。
てかさ、なんで26%以下なの!?・・・
25%以下でいいんじゃないのそこは!?
なんかイラッとしました。
(これより妄想モード)
~かつおぶし職人~
「バカ野郎!水分は26%以下だ!25%以下とか言うやつは素人だ!けーれけーれ!」
・・・・・・・
みたいな?職人気質的な?
イラつくわぁ。。。
・・・・・・
すみません。勝手に妄想して勝手にイラッとしました。
そんな可哀想なアラフォーですが今後とも宜しくお願いいたします。
どうやって作るの?
オーケー!妄想はこのへんで終わりだ!
はい次っ!
あんなカッチカチなもんどうやって作ってるんだ?って話しにいきましょう。
ガッツリ調べちゃいました無駄に。
(無駄言うな)
どうやら工程が6つあるようです。
【製造工程】
- 生切り
- 煮熟(しゃじく)
- 骨抜き
- 修繕
- 焙乾(ばいかん)
- カビ付け
それでは各工程を無駄に説明していきましょう。(誰得?)
1. 生切り
鰹の頭を落とし、3枚に卸します。
3枚に卸された鰹の半身を中骨のあった辺りに沿って、包丁を入れていきます。
鰹の背中の部分とお腹の部分に別れます。
鰹節になると背中の部分を雄節(おぶし)、お腹の部分を雌節(めぶし)という呼び方になります。
うん、3枚おろしですね。まんまですね。
なんか、おもろいとこないかなぁ・・・
おぶしっ!めぶしっ!あべしっ!
はい却下! 次っ!
2. 煮熟(しゃじく)
切った鰹をボイルする工程になります。煮熟することで、鰹の腐敗が防止されるとともに、タンパク質を凝固し節が硬くしまります。
セイロごと沸騰した釜に鰹を入れ、ボイルします。鰹の大きさや季節で時間は変わりますが、概ね95℃以上で1時間半~2時間以上ボイルします。
煮るねぇ~、煮てるねぇ~。
もうなんか写真見てるだけでカツオ臭いっす。
てか2時間って。。。
どんだけ硬くしたいんだよ。。。
ん~おもろいこと思いつきません。。
はい次っ!
3. 骨抜き
毛抜きのような器具で、骨をつかんで抜いていきます。
特にあばらの所にある7枚骨(しちまいぼね)は、太い骨ですので、残さないように抜いていきます。
ほほぉ、、、毛抜きで一本ずつ骨を取っていくのね。
・・・・・・・
地味やなぁ。。。。
時給2000円でも考えちゃうわぁ。。
お疲れさまです。感謝。
はい次っ!
4. 修繕
鰹のすり身を使い鰹の形を整えます。ここまでの作業で、鰹の身がかけたり、割れが出てきた個所にすり身を塗ります。
おぉーっと、こいつぁー面白いです。
ここでまさかの修復作業である。
ここまでの工程でボロボロに疲れ切ったカツオくん。
そんなカツオくんに、カツオくんのすり身を塗り付けて、カツオくんがカツオくんらしくあるためにカツオくんが修復してあげるのだ。
ここでクエスチョン。
【問題】
カツオくんは何人いるでしょうか?
5. 焙乾(ばいかん)
鰹を燻製にする工程になります。薪を燃やして鰹に煙と熱をあてて水分を飛ばして燻製にしていきます。燻製は約3~4週間かけて行います。
充分に焙乾できると、表面が黒くなり硬くなっています。ここまでの工程で「荒節」の完成になります。
市場に回っているほとんどの鰹節の削り節が荒節を使用しています。
燻製の香りが強く鰹の旨味が強い鰹節になります。
つまり燻製ってやつですね。
てか4週間ってすげーなおい。どんだけだよ。
カツオくんからしたら完全に地獄絵図である。
お気持ち想像するだけで胸が痛いです。
「いただきます」
とは、
命を「いただきます」
と、いう意味です。
忘れないようにしたいものです。
・・・・・・・
マジメか!
はい次っ!
6. カビ付け
表面を削った荒節に優良なカビ菌を吹き付け、カビの発生しやすい温度と湿度の部屋に入れ、鰹節にカビを付けます。
カビが鰹節の水分を吸い取り、鰹節の水分を更に低下させます。
カビ菌を吹き付けてしばらく置いておくと表面にカビが付いてきます。
カビが十分についたら、カビを払って天日干しをします。天日干しをしたらまた湿度と温度の高い部屋に入れてカビを付けます。カビ付けと天日干しを繰り返し、鰹節を更に乾燥させ熟成させます。
3回以上繰り返して水分が十分に飛んだら、本枯節の完成になります。叩くとカンカンという高い音がします。
おいおいおい、
もう勘弁してやってくれよ、と。
カビ菌まで吹き付けられる始末である。
しかも3回も。
言っていいですか?
水分抜くためだけならカビ以外でもいいんじゃ・・・・
~かつおぶし職人リターンズ~
「バカ野郎!水抜きはカビ以外ありえねぇんだ!代々そうやってきてるんだよ!けーれけーれ!」
歴史は?最初に作られたのはいつ?
はい、まぁよい、かつおぶし職人がそういうなら仕方ない。
代々伝わっているって言うぐらいなら歴史もハンパないのだろうって話しだ。
ならば鰹節の歴史をちょいと無駄に勉強してやろうって話しです。
我こそは暇人!って人だけ読んでください。
私は飛ばします。それではどうぞ。
室町時代に、干しかつおに「焙乾」という技術が導入されて「かつお節」ができました。
江戸時代に入る前から、五島・平戸・紀伊・志摩・土佐で、かつお節が作られていたと言われています。
江戸時代初期には、北九州で作られたかつお節がポルトガル船やイギリス船などによって、平戸から琉球を経て、明国やシャム国などにも輸出されました。
その後、京の都の上流家庭で煮物や汁物料理が盛んになり、従来の調味料だけでは物足りなくなり、新しい調味料として、かつお節がダシとして用いられるようになりました。
この時期の料理書には調味料としてかつお節のダシは必需品として取り上げられています。
【飛ばした人のために要約】
- 鰹節は室町時代にできた。
- 江戸時代から海外へ輸出された。
- そんでポップでメジャーな存在へ。
以上。おれ優しい。
どれぐらい固いの?
そう、そうだよね、そこですよ。
カッチカチなのは知ってるけどさ、
どんぐらいカツオくんはカッチカチなの?って話しです。
ゴホンッ・・・エー・・
大変恐縮ではございますが、お足元お悪い中お集まりいただいた皆様に、まずはっ!お伝えしなければならないことがあります。。
それが・・実は・・・
鰹節は・・・・
世界で一番硬い食品なのですっ!号泣
本当に・・申し訳ございませんでしたぁああ!!
わーーーーん!!ずみまぜんでぢだぁああ!
(なにこれ?どういう状況?)
あ~楽しかった。
(こ、こいつ・・)
はい、鰹節がどれぐらい硬いかと言いますと、鉱物の硬さを表す単位でモース硬度というものがあるみたいなんですね。
んでもって、皆さんご存じの一番カッチカチで有名なダイヤモンド。
これがモース硬度で10らしいです。
んで次いで、
ルビー、サファイアが9。
トパーズは8。
水晶が7。
とのこと。
(もうなんかこの先の展開が読めるんですが)
それでは我らのアイドル、
鰹節の硬度を発表します。
「鰹節7~8」
なんと水晶レベルの硬さなのです!!
こいつぁーとんでもないです!!
(うん、画像でネタバレしてたよ)
いやー惜しくもサファイアには届かずの記録でしたね。
今後の活躍に期待です。(誰得?)
ちなみに世界一硬い食材ってことで鰹節は、
ギネス認定されているようです。
(なぜそれを最初にちゃんと言わないかな。。)
まとめ
はい、そんなわけで結局今回もワーワーやってしまいましたが、鰹節について人より少し詳しくなっちゃいましたね☆(誰得?)
まぁ、ありがちなこと言いますと、、、
「最初に作って食べたヤツ誰だよ!?」
って話しですねw
そうとうなチャレンジャーです。
だってカビ菌3回もぶっかけてますからねw
ぶっ飛んだ人だったことは間違いないでしょうw
でもまぁ今回結局いちばん言いたいことは、
命を「いただきます」
ってところでしょう。
感謝の気持ちを忘れないようにしたいものですね。
(マジメか)
それではまたお会いしましょう。
ナンバーロックでした。